困った。
芝刈り機が壊れた。
春頃にも調子が悪くて修理したばっかりだったのに。
前回の故障が足首の捻挫くらいだとしたら、今回はダンプ松本にリングの外に投げ飛ばされたくらいに危ない。スイッチをいれると、今にも爆発しそうな音と揺れ。あの、道路工事に使う、アスファルトをドドドドドってドリルする機械のようなバイブレーション。
うちのご近所は裕福なおうちが多くて、人を雇って芝刈りや庭の手入れをしていたり、庭がだだっ広くてトラクターみたいな芝刈りに乗ってガガーっとやっている。うちの庭はディノ村の額のようなもんだし、いたって庶民の家庭なので、自分でやる。
これが結構いい運動で、面積自体は狭くても、小さい芝生エリアはあちらこちら、しかもボコボコで、上がったり下がったり持ち上げたりで、汗だくになる。これは私の仕事なので、ホームセンターで一番小さくてエンジンが付いてる芝刈り機を買ったのだけど、それでも結構重い。
ちなみに、私は芝生大反対派である。
できれば、全部抜いて石を敷きつめたい。
なんで、アメリカ人があそこまで芝生にこだわるのかわからない。
エコだなんだっつても、芝刈り機はガソリンかなり喰うし。
でかいSUV乗り回すよりも、芝刈るのやめたほうが空気のためにもよさそうだ。
空気汚染と時間と労働の無駄だ、芝刈り!!!
アメリカ人でも、芝生反対派の友人が一人だけいる。
石工師のかれは、去年購入した家の庭をランダムな形の大きな平たい石で敷き詰めた。
奥さんにちょっとは芝生をのこしてプリーズ!と懇願され、チョビハゲな草が生えてるだけ。
そうそうこれこれ!
イギリス庭園風のきちきちっカクカクっとした石の敷き方じゃなくて、とってもオーガニックで、私が求めていたのに近かったのだ! フリースタイル庭とでも呼ぼうか。
芝生があるといいじゃない!っていわれるけど、芝生を感じたければ、どっか公園にいって寝そべればいい。
私は芝生に触るのがイヤで、小学校の遠足の時も、お弁当の時間は自分の脚や持ち物が絶対に敷物からはみ出ないようにした。そういうと、私は非常に几帳面できれい好きにきこえるけれど、実はその正反対で、ただ虫が大っ嫌いなだけだ。とくにアリ。そんな虫嫌いが私をアンチ・芝生派にさせるんだとも思う。
だけども。
夏の夕方、芝刈りを終えて、草の匂いのするすらーっときれいになった庭を眺めながらゴクっとやる冷えたビールほど、旨いものは無い。
台所からみた、庭。
ダイビング用品は干してあるし.....
ちなみにこの動物さんたちのポジションに意味はないです。
いつもここ覗くと、違うトコにいんだよね。
じゃ、ヤギでも飼う?
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