2009/08/08

イメージとのギャップ

反吐が出るといいながらまた打っちゃうけど、
日本のみなさんは「ニコニコ笑顔の奥さん、のりぴー」のイメージから全く違って実はとっても怪しかった「のりぴー」とのギャップに大ショックをうけてるそうですが。

わたしは自分の作ったゴハンの味が、私の描いていたイメージと全然違うと、もう本当にガッカリです。
料理始める前に、こんなふうに...って、例えば高跳び選手が全国大会前に自分がメガ・いい感じで跳びこしてるところをイメージするように、からだが欲してる味をイメージするんです。

駅前のいけてなさそうな喫茶店ででてきそうなナポリタン、とか
そこのマスターはちょっとヒットラーぽいヒゲをは生やしてるんだけどジャズが好きでコーヒーがおいしくて、とか、
むかしお友達のマチコちゃんちにお泊まりにいったらマチコちゃんのお母さんが作ってくれたハヤシライス、とか、
サザン・ウインドの中森明菜が潮風を感じながらつまむシーフード・マリネのサラダ、とか
そのテーブルに届いた果実酒はやっぱりピノ・グリジオだったのだろうか、とか

で、それからどんな風な手取りでいくか考えるんです。

でも料理しながら、どんどん脱線してしまうんですよね。
ちょっと三軒茶屋までいくつもりが、ロシアまで行っちゃったような勢いで。
そういうときは、たいてい、なんか味が違うな?って時に、
変なグルメ心が邪魔して、海原だったら...、ケンタローだったら...、とか。

で、私が脳みその奥から待ち望んでいたマチコちゃんのお母さんのハヤシ・ライスは、
なんか物凄くディープな味がして非常に残念でした。

全然想像とちがってた.....
一口食べて、マンガみたいに首がガクっ!ってなったよ。

料理ってタイミングとコントロールだなってつくづく思う。

もう食べちゃったから画像なんてありません。




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